現在これに変わる用土は無いと言っても過言では有りません。
まず第一に酸性で有る事。
それに価格が安い(6cfの大袋ほぐせば300Lの場合)一般の栽培用土で安売りの品でも14Lで200円ほどします。
そして何よりブルーベリーの根にとってやさしく保水性にも優れています。
ブルーベリーは非常に水分を必要とする反面、過湿に非常に弱くこのピートモスの使い方に留意をする必要が有ります。
栽培用土で紹介した物はその辺りを考えて作っていますが、それでも完璧とは言えないように思います。
栽培を始めた頃、ピートモス100%で栽培していました。
ピートモス100%で育てると一年目は非常に良い成長を見せます。
ところが二年目になると一変し、調子を崩す事が多く成ります。
これは、ピートモスにはわずかですがチッソが含まれている事と、最初は通気性も良い物と思われます。
しかし二年目には根が張る事により通気性が悪くなる上にピートモス自体も分解が始まり、余計に通気性が悪くなるのではと考えられます。
これを防ぐには通気性に優れる物を混ぜて、水遣りに注意して過湿に成らないようにする事です。
鉢植えの場合、鉢の重さで水やりの量や間隔を調整するようにします。
ブルーベリー愛好家の多くは、この用土を試行錯誤しています。
現在分かって来た事は、とにかく通気性を確保するのが一番と言うことです。
私も畑ではチップ栽培をしていて、かなり良い感触を感じています。
もちろんチップにピートモスを混ぜているのですが、ピートモスなしでも良く育つと言う報告も得ています。
鉢植えでもチップだけで十分育つようで、この辺りをもう少し検証していきたいと思います。
【関連する記事】